博士号を頂きました❀
2024年3月23日㈯
静岡大学より博士号(教育学)の学位を頂きました。
2009年の開塾から数えて15年間、
2014年の入試から数えて10年間を要しましたが、
開塾当初より
小中高の学習内容を毎日毎日・毎年毎年見直し続けていれば
博士論文を書き上げる基礎は身に付くと信じ、
逢う人・逢う人に学ばせて頂きながら
合間を縫って取り組んできました。
拙著
『受験アスリートへの道』(2012、エール出版)
『明日の学び舎』(2017、リーブル出版)はその前座です。
思いとしては
☆私自身にあった教育界に対しての違和感を放置したくなかったこと
☆学校と呼ばれる機関におけるテストをやりつくしたかったこと
☆博士論文執筆を望む学習者が現れたときに適切な助言をするための準備
大きくこの3点でした。
学習と運動のいずれも
本人の生き方・在り方形成に密接に関連したものであり、
目的・目標の決定と
その方法の決定とを
外から ことにおとなが縛りつけていく営みは
自分で自分を成長させるチャンスを奪い取る行為です。
おとなのペースで子どもたちを走らせ
そこそこの結果に喜び・喜ばせていると
あとからあとから自分の命の扱いに困ってしまう。
そういう場面があまりにも目につき
コロナ禍を経ても反省の色が見えない。
なので私は関係性・連続性における学びを全力で応援し続けたいのです。
・・・
学術論文にするには非常に扱いにくい内容で
何度も先生方を困らせるこれまでがありましたが、
博士露文の内容ご興味のある方がおられましたら
「オーナーへメッセージ」よりご用命ください。
走生塾の「走」は人間行動、「生」(じょう)は常々の微調整を例えたものです。
その説明の完了までは届きませんでしたが、
走生塾の存在理由に関しては
ある程度明確に示せたのではないかと考えています。
十有五にして學に志す
私にとってこれ以上のペースで走ることはできませんでした。
少し早いですが、
16年目もよろしくお願いいたします。