第8回母親学習会振返り(5/31)

ご参加頂いた皆さまありがとうございましたm(__)m


第8回は

「数字の力と人間形成」
~数字の捉え方について~


をテーマに行いました。

中学生は新学年1回目の定期テストがあるということもあり

主に点数や成績といった数字に表れるものの中身について考えていきました。

~~~~~~~~~~

数字は

☆実力を視覚化できる
☆目標の指針になる
☆勝敗の判断になる


といった側面を持ちます。

また数字をみる上では

★数字の中身は別々である
★数字をどう捉えるかにより心の在り方・行動の在り方が変わる


といった部分にも留意する必要があります。

最終的には数字で勝敗が決まってしまう世界がほとんどですが、

最終地点までに浮上する数字に中に

どのような意味があり、
どのような価値があり、
どのような捉え方をすれば
次に生かしていくことができるのかを分析・判断していく必要があります。


結局今回は

Q点数・成績・内申点の中身をどのように分析するか?
どのように次につなげるか?


といったQに関して状況や考えを提供し合うことで終わってしまいましたが、

補足を含めて改めて残しておきたいと思います。


まずあがったものに


・現状では志望校合格は難しいが、その中で本人がどこまでやるべきなのか判断し難い
・またどこまでやらせるべきか妥協させるべきかの判断が難しい
・どのように言葉をかけるかを悩む

これらがありました。

このような

「目標と現状のすり合わせ」

に関しては

志望校に対しての「こだわり」や「思い」のレベルによるといった捉え方もありますが、

それ以前に

「何のために高校に行くのか」
「何のために大学に行くのか」


を明確にすることが大切です。

それがあって志望校が決まったのであれば
そのために必要とされる数字が算出され、
思いとの兼ね合いの中で本当に受験をするのかいなかが決まってきます。

が、

実際この点に関しては
生徒によって非常に多岐にわたる話になるため
価値観と共に整理していく必要があります。
これまでふつうに対話を重ねて90分は要します。
行き詰まった際はご相談下さい。


次に

・数字的結果によりやればできることに気づいた(高校生)

といったものがありました。

その結果、
中学時代は劣等感が強かったものの、
高校での(結果からの)状況により過去に比べて明るくなった。
といった心理と実動の変化につながりました。

この点が実は学校選びにまつわる盲点になります。

・難関校にギリギリ入学した生徒
・中堅校にゆとりをもって入学した生徒
・実力ど真ん中の学校に入学した生徒

といった

「実力と入学校の兼ね合い」

・くらいつく精神力のある生徒
・ながされやすい生徒
・ほめられてのびる生徒
・しかられてのびる生徒

といった

「性格との兼ね合い」

このあたりの整理をも行わないと

入試結果のよしあしがみえないことがあります。

合格を喜んだものの入学したら…

不合格を悲しんだものの入学したら!


このようなケースは実際にたくさん事例があります。

だからこそ考え方・捉え方・生かし方の整理が必要です。
そのための今回でもありました。


かといって、

・親の立場では内容まではわからない
・数字で評価せざるを得ない

といった部分が非常に難しく

これに関しては

・点数においても成績においても同じことがいえる

といった意見がありました。


成績は5段階評価であれば

5に近い4も
3に近い4もあれば、

点数でとった4も、
点数以外でとった4もあります。

特に3,4においてはいろんな3,4があるので

成績の中身に「?」が浮かんだのであれば

ダイレクトに先生に聞いて良いかと思います。


そこでもらったポイントを改善してアピールすれば

評価をもらう可能性も大きくなります。


納得いかないことをいわずにため込むと

その先生もその先生の教科も嫌いになることもあります。


やはり対話はどんな場面においても
大切に適度に生かしてほしいと思います。


テストに関しては
基本的に学期が進み、学年があがるにつれて難しくなります。

難易度が下がる場合もありますが、
基本的には

・点数をキープするだけでもエネルギーが必要

であり

・そのまま過ごせば点数はおちることがほとんど

です。

そのため点数だけを上げるには

・取組のレベルを上げる

ことが必要になるため

勉強方法も
その都度、反省と再検討を繰り返す必要があります。

勉強方法がわからないという場合は何もやっていないケースが大半です。


テストの結果は

・内容と取組について反省する

がポイントです。


思春期も重なり、

数字のみによる頭ごなしの声かけで関係を崩してしまうこともあります。


言葉をかけるのであれば適切な見方をも考えた上で考える必要があり

その過程でお互いが成長できれば良いと思います。



時間やお金といった数字に関しては
深められずに終わってしまいましたが、

表面上の数字だけではなく

「数字の中身」をしっかりとみつめることで

生徒たちの成長につなげて生きたいと思います。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第2教室については改めて整理したいと思います。

第8回もありがとうございました。

次回は

6月28日(日) 19:00~20:30

に行います。

テーマは『仕組の力と人間形成』です。

みなさんの一言一言が大変貴重な資料になります。

ぜひご参加くださいm(__)m


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2015年06月01日 Posted by走る先生 at 21:50 │Comments(0)母親学習会

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