合否について

こんばんは。

公立高校の合格発表がありました。

中3生は結果をかみしめている頃と思います。

中1生はあと2年、
中2生はあと1年と
なんとなしに考えていることと思います。

・・・

合格発表では反論のできない結果が下されます。

結果だけをみている現在だとは思いますが、

ぜひ

その意味までをしっかり考える時間を設けてほしいと思います。

まぎれもなく

過去の生活、取組や選択から下された結果であり、
その結果が今後に大きく影響を与えるものになります。

たいてい
どの高校でも合格と不合格どちらの結果もあります。
第1志望でなかった生徒もいるでしょう。

そこでの結果を
否定的に捉えればこの先もそのようになり、
肯定的に捉えればこの先もそのようになります。

合格は

「努力すればその高校にあった高校生になることができる」

という意味であると私は捉えています。

不合格は

「他にふさわしい学校がある」

という意味であると私は捉えています。

・・・

あまり個人の話をするのもおかしいですが、

私自身は

高校には合格したものの

大学受験に1回失敗し、
大学院受験に3回失敗し、
就職試験に全滅し、

「おれもうやらねーからおめーやれよ」

といった前の塾長の一言で
シャローム学園を引き継ぎ、

6年を経て

1発で地元の大学院に合格して1年がたつという現在があります。

剣道の初段審査にも2回失敗し、
英検でも2回失敗した経験もあります。

・・・

大学を志望動機は
箱根駅伝を走りたいだけでした。

が、

浪人生を経て張り切って走りだしたものの

ケガ、病気、鬱状態のうちなんらかの疾患が常につきまとう生活が続き、

「お前の居場所はここにはない」といわれて陸上部を首になりました。

しかし、

10年たって入った国立大学の陸上部では

「貴重な戦力なので」
「いつでも来て下さい」

といってくれる10歳前後離れた部員たちが歓迎してくれます。
最も充実した学生生活になるのではないかとうきうきしてもいます。


これらがいったい何を意味するのでしょうか。

おそらく結果を受け入れ続けなさいということだと思います。

その結果を生かし続けなさいということだと思います。

・・・

合格の経験と不合格の経験を比べたら圧倒的に

不合格の経験が豊富です。

なのに受験指導をしています。

だからこそなのかもしれません。

結果にこだわるものの

結果によっていじけることやふてくされることは絶対にしません。

生かせることがわかりきっているからです。

・・・

過去に
合格だけを喜ぶどころか
不合格とておめでとうといったこともあります。
必ず生かせるといった確信があったからです。
その中身を深く話し合ったからです。

その生徒はうれしそうな表情で
「これでよかったです」と定時制に進みました。
こういう子の方がおもしろいと思ってもいました。

・・・

結局は勝負事が終わった直後に何ができるかだと思います。

勝負事が終わった瞬間

本性がでます。

人間のしまりがはっきりとします。

だから
中3生にも
やっぱり小6生にも高3生にも
これからステージが
大きく変わる立場にある学年の児童・生徒たちには
この3月は大切にしてほしいと思っています。

小さな世界で
つくられたもので
遊ばされる習慣だけは身につけてほしくないと思っています。


☆いまできることを探して動け

を継続してほしいと思います。

いまだけをみない
縁や恩を忘れない
得た結果を生かす

これらを心掛けてほしいと思います。

3月22日が最後になります。

笑顔で締め括りたいと思います。

受験生のみなさん

保護者の皆様

まずはお疲れさまでした。



2016年03月15日 Posted by走る先生 at 22:13 │Comments(0)

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