心がけ



入塾希望者が増え出す

・新年度前

・定期試験前

・定期試験後

・部活引退後

・長期休暇前


連絡を頂き

面談の日時を設定する

実質そこが入塾試験



「内容」によって

・縁がなかったとなるか

・後日再度面談となるか

・一回授業にきてみようとなるか

・入塾となるか

に分かれる。



その「内容」とは

「生徒本人の口からどんな言葉が出るか」

である。

・・・



この面談の中身も回数を重ねるにつれて

揺るぎない教室の

基盤・体制が築きあげられるにつれて

少しずつ変遷を遂げてきた。



よく思うのは

面談の中身は

そのときの私自身が

そのときの私自身に問うていること

すなわちそのとき心がけていることに重なることが多い。

ということだ。


・・・

「まあ他の塾や予備校とはだいぶ違うと思うよ。」

と放った後に対話が続き

「でもこっちの方が普通だよね」

としめる。

・・・


簡単にいえば


・先生が教える場所でも生徒が教わる場所でもないということ



教わりにくる人はいらない

学びにくるなら来ていい

このあたりが第1段階だろう。



スタートはこっち(塾)じゃない

・・・


「いまの○○くん

いま自分がどんな状況で自分がどうなりたいか

それを教えてほしい。」

それを話すとしばらく沈黙。


その後、

様々な事例や考え方のパターンを例示する。

ここで過去の卒業生が大活躍する。

なんとか回答をもらう。

・数学の文章題を…
・理科の計算を…
・国語の記述が…

「おっけー。まあそのあたりはやればできるようになる。」

「じゃあ、何のために?」

ここでまた言葉が出なくなる。


・・・

すかさず大半の答えを先どる

・点数を上げるために?
・成績を上げるために?
・入試に合格するために?

「このあたりもやろうと思えばできるよね。」



生徒はわかっている

自分が十分にやっていないということを。





「そのあたりが何のためにかって考えてないんじゃない?」

大半が図星


「でもほとんどの人がそうだから」

「安心させるつもりじゃないけどね。」

「そもそもね。塾もそうだけど高校も行かなくていい。」

「みんなが行くとか、行かないと不安だから行くとかはやめたほうがいい。」

「成績は自分であげるもの」

「ほら、1年通ったらこんだけのお金がかかる」

「無駄遣いはまずい」

「これを他のことに使うというのも可能だし

逆に塾にも高校にも行かずに

仕事すればお金は入るよね

でもそれを選んだとしても

何のためにがあるかどうかだよね。」


「点数上げた、成績上げた、合格した

じゃあその先に何があるの?」

「もしかしたら自己満足のためにじゃないの?」


「実はここはそのあたりをやりながら考えていく場所でもあるんだ。」

「だからとにかくいまの自分にとって少しでもプラスになることができればそれでいい」

「天才はいらない」

「自分から学びに来ない人も受け入れられない」

「考え方のレベルもあげたいって言う人は歓迎する」


「いまいえるのはそんな感じかな」


何をやるかじゃない

何のためにやるか

こっちでしょ。

そっからがスタートでしょ。

走りだす前に考えないと。


月並みレベルの

最近の心がけでした。



2016年05月29日 Posted by走る先生 at 10:20 │Comments(0)

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