塾から塾へ

2009年に京都から帰郷して以来、


どんどん

まちから塾がなくなっていっています。


(ご存知の通りシャローム学園も本来はなくなりかけていました)



U島塾


E光塾


G研



・・・


そのたびに


通う塾を失った何名かの小中学生がシャローム学園の門をたたいてくれました。

シャローム学園が生き残った理由でもあります。




塾の閉鎖理由はそれぞれです。




本日


はじめて閉鎖した塾の先生を訪ねてみることにしました。

ほんとは引き継ぎは行うべきだとも思っていたからです。




電話をかけた後お伺いしました。

看板もないご自宅でした。


「こういうとこでもできるんですねぇ」

いちいち感動してしまいます。





少し前に引き継いだ何人かの子どもたちの話をしてくれます。

すごくうれしそうにしてくれます。

なるほどぉの連続でした。





話が進みます。


先生は20年続けられたそうです。





先生の息子さん(私より年上)は体育の先生だそうです。

高校時代は3000m障害の選手だったそうです。

自ら荒れた高校にいっていっしょに走っているそうです。






あまりに自分と似ていてびっくりしました。




「先生は何度も読むような本なんかありますか?」と聞くと


「息子は瀬古選手のファンでね」


「???」


「その指導者の本をね。となりで音読してたの。」


「???」


「息子は嫌がって耳をふさいでたけど(笑)」


「それ教室にもおいてありますよ。中村清先生ですよね」




「あら」


「実は…」

このあと

こーであーでどーで

お互いがうなずきの連続でした。



・・・・・


お話に夢中になり、

かけ時計を見ると何かがおかしい。




自分の腕時計をみると


げっ!パトロールの時間!!


かけ時計は止まっていたのでした。


「先生、時計止まってますよ」



「あ、そうなの。教室しめたのと同時にとまっちゃって…」



「3時09分29秒。なんか意味があるんですかねぇ」



「いつもこの時間に子どもたちが来ていたの。。」




不思議でしたが偶然とは思えないお話でした。


わずか15分


非常に中身の濃いやりとりでした。


またおじゃましたいと思います。


・・・


大きな病院に紹介状を書いてくれる治療院の先生はたくさんいます。


でも

学外の教育機関同士で紹介状なんて聞いたことがありません。


学外の教育機関は

本人と家庭が選ぶものではありますが、

現状の理解度をお互いがあげないかぎり

大きな達成度は望めないのは事実です。


もちろん卒業までいっしょに駆け抜けたい思いはありますが、

今後

なんらかの理由で

シャローム学園から他の塾に移る生徒が出た場合には

次の塾の先生あてに紹介状を書かせて頂きます。


そのときまでの生徒の現状と課題をみっちり書いて次の先生に託します。

その際は決定の前にご相談下さい。


成長の根底

成功の根底にあるものは

人間関係に他なりません。


確かなかけはしをつなげていきたいと思います。

塾から塾へ



2016年07月27日 Posted by走る先生 at 22:09 │Comments(0)

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