神様がいる!






完全にフリーズしました。




神様がいました。



16年前にお世話になっていた


“小論文の神様”こと


樋口裕一先生が目の前に現われました。



・・・





週1回の貴重なお役目


体育の授業のために勤務校に出向くと



ちーん…


「本日休講」…





実はけっこうあるんです。

気合を入れていくので意気消沈です。


が、


ときに休講による意外なめぐり合わせを頂くことがあります。



昨日11月27日(月)もその1つでした。




その日は中学生の研究授業

せっかくなので拝見させて頂くことにしました。


小論文の授業でした。


体育を持たせて頂いた当時の小学生たちも何人かいます。


お互い目を合わせないように必死です。
(ふいてしまいますから)






白??塾にお願いしてテキストつくってもらって


うんぬんかんぬん…


廊下でK先生に説明を頂き


もしかして、、


樋口先生ですか?


え?


顔を上げると、


目の前にいらしたのは


ご本人

樋口裕一先生でした。



時が止まりました。


(心の中で)

「神様がいる!」



叫んでしまいました。

これだからこの学校は…




学校がお願いしていた塾は白藍塾でした。



私が2001年度にご指導頂いていた塾です。

16年前です。



樋口裕一先生に直々に小論文の添削指導頂いておりました。


早稲田大学人間科学部の再受験に向けて必死でしたから。




本当にまさかでした。


こんなことって…


というレベルですが事実でした。


添削指導なので直にお目にかかるのも機会はないかと思っていましたが、

16年ごしの、、
なんというのでしょうか。。




初めての添削が自宅に送られてきた時、

(10点中)
何点かな~

ほめてもらえるかな~

先生やさしい顔してるもんな~


わくわくしながら封を開けました。





びりびりじょりじょり…



「1点」

「知識不足でトンチンカン。」

「やりなおし」



再提出でした。。


何回か再提出を繰り返すもののなかなか点数は上がらず、、


「むかついた」

当時の自分が何かに書き記した言葉です。
(先生すみません…)


その後

樋口先生の著書

『読むだけ小論文入門編・上級編』(学研)
『型書き小論文』(学研)
『早慶小論文攻略プログラム』(新評論)
『ホンモノの文章力』(集英社)

等々をむさぼるように読み漁りました。

以外にも直におススメ頂いた


『民族という名の宗教』(岩波新書)、
『地球環境報告Ⅱ』(岩波新書)、
『宗教クライシス』(岩波書店)、
『近代科学を超えて』(講談社学術文庫)

など手当たり次第知識の補充に努めました。


『知恵蔵2002』
『朝日キーワード』

などで補強したりもしました。

偏ってはましたが
それなりに知識は増えました。

増えた知識そのものよりも

知識を詰め込む過程に価値があったような気がします。
すべてはごくごく一般的なものに過ぎませんでしたが。


また

【日々の現象と心情を書き残す】

という習慣も当時から始まりました。
これらはすべて現在に生きています。

・・・

その後、
波打ちながらも点数は上がり、


無事早稲田大学に合格をすることができました。




現在、

当時19歳が35歳になりました。

縁あって2冊の本を出版することができたのも

樋口裕一先生のご指導ありきでしょう。


白藍塾

おそるべし。

静岡サレジオもおそるべしです。
(あ、だしちゃった)



早速
『受験アスリートへの道』(エール出版)
『明日の学び舎』(リーブル出版)


拙著2冊を贈らせて頂きました。

きっとまた

「1点」

「知識不足でトンチンカン。」


と頂けることでしょう。


恩ある師との再会には涙が伴います。





2017年11月28日 Posted by走る先生 at 21:35 │Comments(0)

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