続・こども食堂について


おはようございます。

先日の「こども食堂」について続編です。

ご意見情報頂いた皆さまありがとうございました。
1通のメール、ラインだけでも本当に助かります。
この先まだまだ動けるという希望がわいてきます。



・・・

「こども食堂」について、
まず教室における背景から補足します。

それほど多くはないのですが、
授業中または休み時間に

「腹減った~」

という声が漏れることがあります。
食事をとっていないことが大半です。

その際すぐに対応できない時もありますが、

・スーパー、コンビニまで走って飲物食べ物全員分を買い込み一緒に飲み食いする。
・やむをえず非常食を使う。

学校行事で全員が遅れることがわかっていれば

・教室で鍋を振るまう。

といった過去がありました。

私は「食え」というだけですが、
ものすごく盛り上がります。

授業時とは異なるやりとりが始まります。
栄養をとりながらです。

ただ良い機会にはなるものの
毎回というわけにはいきません。

ですが
夕食をとらずにくる生徒は毎年どこかで誰かしらいます。
6~9月が最多です。

私の問題意識は「孤食」というよりは

夕食のタイミングが遅れることによる
生活サイクルや心身バランスの乱れといった悪影響です。

自ずと学習にも影響が出るものです。


・遅れてでもいいから食べてからきなさい
・塾に合わせる必要はない、そういう場所だから

といった声かけもまだ浸透しきれていません。

であれば機会を設けることから…

というのが
過去の事実と実際の取組の掛け合わせで

発案というかたちになりました。


ですが、

全国にある多くのこども食堂のうち、

理想論だけで立ち上がったものは姿を消していっているようです。
諸条件が噛み合っていないようです。
ならびに無料での提供には相当な社会の理解とエネルギーが必要です。


そのため、

まずもってできることといえば、

隣の滝川さんにお世話になることです。

すでにとなりの滝川さんにお世話になっている生徒もいますが、

「ときおり」「個々で」いくのではなく、

例えば 予め奇数月の最後の金曜日 は

「晩ごはんの日」と設定して

18:30~19:00の間で希望者が食事をとる。

このあたりなら…

と思っています。

ただ

夕食を特に問題なくクリアできているご家庭であれば、

・家でできるからわざわざ必要ない
・お金がかかるなら家で食べさせたい

となるので希望者のみになるでしょう。

現在 滝川さんでは 日替わり定食を580円で提供されています。

直接話をしてみました。

「さすがに無料での提供は難しいとは思いますが
これが500円になったら負担はありますか?」

といった少しのプッシュです。

「負担はある」という回答でした。

背景やこれからのこと
実は次年度が(新)シャローム学園の10年目であること

いろいろ話しました。

「まぁやるならワンコイン(500円)だね」(滝川さん)

とのんでくれました。

「ごはんのおかわりもいいよ」(滝川さん)

と非常に良心的です。

「だぶん私が一番食べると思います(笑)」
「実際くるかどうかわからないのでまず聞いてみます」(二見)

となりました。

滝川さんは5代目(100年以上続いているお店)だそうです。
シャローム学園は2代目(おそらく通算40年以上)です。

これからどうなっていくのか全くわかりませんが、

目の前の課題・問題に真正面から立ち向かうことからしか

先は見えてこないと思います。

そもそも期待や希望などは人間の卑しさだそうで

まず目の前のことに「体当たり」がホントの仕事(やるべきこと)とも他で教わりました。


同じ釜の飯を食う

は、

現在年間で3回を設定しています。

8月:(恐怖の)BBQ
12月:そば(望年会)
3月:修了式(いろいろ)

「子供集団には教育機能がある」

というものとも重なりますが、

☆同じ釜の飯を食う仲間

もっといえば

☆冗談を言い合える仲間

(栄養をとりながら)

をどれだけ獲得できるかが

一生を通じて非常に意義のあることだと思っています。


卒業生も近況報告含め顔を出す場になってくれれば

とも思っています。


ときおりのワンコインディナー

いかがでしょうか??

利用希望者が3名以上いれば

4月下旬に一度設定してみます。
部活や休み前を考えると可能性は金曜日です。



2018年03月23日 Posted by走る先生 at 08:51 │Comments(0)

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