国語ストック①



国語ストック①です。
国語の第1段は知識ではなく「技法」です。

国語学習のややこしいところは

さんざん

・文章をあじわいましょう
・自分の考えを持ちましょう
と教わりながらも

○×のつくテストでは自由な読み方が許されない
という点です。

学校の授業の中で
・読解 ・文法 ・漢字 ・作文
などはやりますが

「問題の解き方」などは
機転のつく先生を除き一切行いません。

なので結果的に

A:感覚的に国語はできる

というなぜか国語の得意な生徒

B:できるときとできないときがある

というなぜか波の激しい生徒

C:読解は全くダメ

というあきらめモードの生徒に分かれます。

Cの生徒がかなり多いのですが
策が練られることがほぼありません。

ストラテジーという用語を用いてもよいのですが、
中3生でも知らない用語なので「技法」という言葉を選びます。

すでに小学生のころから
習慣になっている児童・生徒もいないわけではないですが、

読解問題を解く際に
最低限以下の3点をおさえましょう。
これは全学年共通です。

・・・・・・

「読解の技法」

①文章読まずに問題チェック
②解ける問題すぐに解く
③読みながら解く

・・・・・・

①は「次の文章を読んで後の問いに答えなさい」という必ず問題に書かれている説明をスルーして下さい。
探すべきポイントを絞り込むために行います。

②は読まなくても解ける知識問題等をすぐにクリアします。
すると気持ちも楽になります。

そのうえで
③です。③が最初だと大変です。
ここでは答えが見つかったら
「(3)」などと答えの根拠となる箇所にメモを書き残します。
確実性が高まります。

以上の3点を踏まえトレーニングを繰り返します。

心技体にわければ、
「心」はやろうとすること
「技」は真ん中
「体」が演習です。


技法とて知識ですが、
知らないと大変なる知識は補いながら生きたいものです。

読解力は表現力にもつながります。

少しずつためて生きましょう。



2018年07月26日 Posted by走る先生 at 10:58 │Comments(0)

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