第2期への道②(塾生を輝かせる)

おはようございます。

あれこれかさばるなか

前回から10日が経ってしまいましたが、

第2期への道

第2弾に参ります。

ひとまず案の羅列に過ぎないので、
参考程度にご覧頂けたらと思います。

4年前に目を通した、

『「つながり格差」が学力格差を生む』(亜紀書房)

が非常に参考になりました。
図書館に寄贈してあるのでよろしければ。

いわれつづけてはいますが、
いまでも秋田、福井にヒントがあります。

・・・・・


第2期において達成したいことを並べてみれば、
以下の3つに収束します。

①建て直し ※安全面
②卒後指導 ※先々の進路フォロー、メンタルサポート
③文化継承 ※地域における教育循環・学習循環


本来これらは考えなくてもよいものです。

そこまでしなくても
成績を上げることだけに注力するだけで
元来の学習塾はこと足ります。

塾関係者の大半が
長期に関わるわけでもないので

わざわざそんなことしなくても
とも
みなさんは思うと思います。
私もそう思います。


過程での案の破たん(結局現状維持)も十分あり得ます。
(ゆったりと力まずに読み進めて下さい)



ですが、

第1弾の通り

・普通に続けていたらどこかでなくなる

というのは

(私の中では)
だいぶみえているので、
本当に地域に残す必要性を
実感が伴うかたちで見出していくためには

単なる
・面倒を見てくれる場所
・子どもを預かる場所
では
足りな過ぎるといった視点に辿り着きました。


では

長すぎることもない
次のステージ(おおよそ10年)で
どうすればよいのか。

をこの半年で検討していきたいと思っています。


現在考えている具体的な動きは

A:シャローム学園は任意団体に移行(併せて改名)
B:卒業生を中心とした指導者の育成


2点です。

Aに関しては
収益を建て替え費用にあてていくことが狙いです。
非営利団体であれば
より正当なかたちで達成に近づきます。
関係者もわかりやすい。

条件が揃わないので、
まだ数値計算はしていません。
その後のこともうっすらとです。
(それが第3期かな?みんな何歳でしょう?)

学校以外の教育団体には
現在の個人事業形態のもの以外に
株式会社やNPO法人が最多です。

他にもあるとは思いますが、
より一般的なものでないと
現代人はすぐに「怪しむ」という行為を選ぶので
手続き以上にいろいろ面倒になります。

ましてや
小さな地域でさりげなく試みるのであればなおさらです。
馴染みの薄いスタイルであれば逆に弾かれるでしょう。


ですが

Aを決行するのであれば

現実的な情報整理をクリアする必要があるので、

最も妥当かつ有用性の高いものが
Aに伴うBです。

これが今回第2弾のメインにあたります。

B:卒業生を中心とした指導者の育成

これに着手した場合に何が起こるか。
またどのような利点とリスクがあるか。

簡単に並べておきます。

まず利点ですが、

①主に小中学生の通塾生が楽しく学べる
②元塾生先生であれば(とりあえず)安心

2点です。


小中学生における学習上のポイントは

・やってて楽しい
・やりがいがある

といった点に尽きます。

ある程度のモチベーションを維持しない限り
やはり結果にはつながりません。

テンションは一過的、
モチベーションは持続的です。

モチベーションの源泉は

「やりとりの中身」にあります。


もし
・無愛想で汚らしい先生
にお世話になったらどうなるか。

・こわもてで笑わない先生
にお世話になったらどうなるか。

この表現を綴るだけで
イメージが浮かんでしまいます。

ひと昔前は務まるケースも割とありましたが、
現代の子はみた瞬間拒むでしょう。

ある程度の成果は出ても
その後は学ぶことを放棄するでしょう。

大学生、
それも「大学3~4年生」の「適任者」であれば

曲がりなりにも自分の生き方を考えだします。
曲がりなりにも他者を意識し出します。

その時期に小中学生と関わると

・お互いの弱みを補い合う

という現象が自然発生的に起こります。

私が家庭教師や塾講師を始めて行ったのは大学1年生(19歳)でした。
いわば第0期のような時期です。

よくある
家庭教師会社に登録し、
生徒の紹介してもらい
一定の期間指導に携わる。
というスタイルです。

・不登校がちな生徒
・片親の双子くん
・やんちゃくれ少年
などなど

個性あふれるいろんな子と学びました。
それぞれに忘れるはずのないエピソードはいっぱいあります。
揃いも揃ってみんな勉強が嫌いです。

基本的に指導を求めるのは
そういう子たち(家庭)ばかりです。
塾も同様です。
自分ではやりませんから。


おそらく多くの大学生先生も同じだと思いますが、

・勉強しながら脱線する

いやむしろ

・脱線しながら勉強する

ということをやります。
指導上のノウハウなどないので。

でもそれだけでも成果が出ることが割とあります。
大化けすることはまれですが、

・教えてもらって成績が上がる

というよりも

・モチベーションが上がって自分なりに取組む

という方が、

圧倒的に有益だからです。


②元塾生先生であれば(とりあえず)安心

というものは

過去のシャローム学園のあり方や、
根本的な考え方をある程度把握していること
が大きいです。

全く知らない先生であれば
いくつか段階を経る必要があります。
また
その元塾生先生の現在の人となりをみれば
過去の成果もなんとなく垣間見えるでしょう。

とはいえ

・本当にちゃんと務まるのか
・危なっかしくないか

といった不安要素も無きにしも非ずです。

この部分は誰を選ぶか
私がどのような手ほどきをするか
に因ります。

実は中学卒業時に縁が切れる方が危なっかしいという考えもあります。
僅かな期間の関わりだけで完成に辿り着くことはあり得ませんから。

むしろ
再度関わることが出てきた際に

「あのときはこういう意図でこうしていた」

といった話ができれば

本人たちにも大きな頷きが起こると思います。
彼らの実践にもつながります。



また卒業後は

普通に仕事に就くことになると思うので、

・継続的にふさわしい先生が現れるか

といったことも考える必要がありますが、
携わってくれた学生先生たちにとっても
社会に出る前の貴重な経験になると思います。

アルバイトという名称やバイト代という表現はせずに、
サポーターとして関わり(謝礼として)奨学金を受け取るというスタイルに導きたいと思っています。
その際に当時に受講料が返還されていくという仕組みです。

地域におけるエネルギーの循環を生み出す手法として
現在おもいつくのはその程度です。

・先生として学習指導に関わる
・サポーターとしてテストや行事で関わる

いずれであれ

貢献度と責任感の伴う立ち位置におくことは

きっと三方向以上に良いことがあります。


まだまだお伝えしなければいけないことはたくさんありますが、

いかんせんほかのことを進めながらの整理・発信なので

懇談会当日まではそう多くはならないと思います。

懇談会はお休みの場合もご入力下さい。
伝助を利用したのは、
意識確認・意志確認・安否確認でもあります。


つながり格差が学力格差を生みます。
思いを吸い上げつつ組み立てて生きます。
これも耐震です。

https://densuke.biz/list?cd=9CLxUkf6vFvYPAgP

よろしくお願い致します。



2018年10月12日 Posted by走る先生 at 10:13 │Comments(0)

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