基本は独学⑧(小学は小学)
おはようございます。
ここから連投になるかもしれません。
もしくは年度内完結をあきらめるかもしれません。
・・・
グループラインの予告でご紹介した
もう小学校は大丈夫?
にあたるものです。
小学校の学習内容を完璧に理解できる人
小学校レベルのテストで満点をとれる人
は
大人であれ全員ではありません。
(おとなの寺子屋も着々とがんばってます!)
ですが、
学校教育の代々つくられた軌道の中で
定められた内容の暗記と理解を
「紙に書き出せるかどうか」
(評価の大半はココです)
が求められている学校においては
小学校の学習内容を抜いて、
中学・高校の内容に入れるわけがありません。
(入ってもよいですが進まない・積めないという意味です)
高校からは進路も内容もわかれるので学習内容を共通で提示することが(進学校)以外では難しいですが、
小学校・中学校は
(私立校や特殊校を除き)
共通しており、
なおかつ
・基本的には「やればできるもの」が設けられています。
・基本的には「やりたくないもの」が設けられています。
できない理由はやらないが大半です。
やらない理由は「感情」が大半です。
(やりたくなくない理由は一般化による陳腐化でしょう)
(だからおもしろい先生・おもしろくできる先生が現場には必要です)
上記の「感情」の中身をひもとくと
①他におもしろいものが多すぎる
②幼いころから積み上げの経験がない
③上記に伴うほめられた経験がない
④上記に伴うしかられた経験がない
⑤親(とその指示)が嫌い
⑥先生(の生き方・関わり方)が嫌い
⑦家の中の様々な誘惑
⑧とりあえず反抗したい
⑨(友達と)いっしょにやめようぜ
etc.
たくさんあります。
まだまだあります。
それぞれの背景も多岐です。
なので、
実際は技能が求められる実技教科の方が難しいのです。
こちらも本当は志と訓練次第ですが。
となると、
感情のコントロールができる子には先々の大きな可能性があり、
脳みそが自動的に好転する状況下(自然・対話・運動等)に
身を置いて過ごす子の方には大きな可能性があります。
シャローム学園でも
偏った学習観・教育観を
偏った学習観・教育観で調理していくわけです。
やることそのものはシンプルです。
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またも前置きが長いですが、
結果ダケを先走らないためにも書き出しておきました。
理由を知ると動きやすいからです。
本題です。
本題は毎度シンプルです。
年度末は小学校の学び直しのチャンス
グループラインで紹介した
(おススメ順に)
青:小学の総復習全科(学研) 1,100円
黄:小学校の総復習が7日間でできる本(角川) 1,430円
赤:小学校6年分の総復習(学研) 1,540円
です。
休校中はだいぶ合本系が売れたようですが、
ものによって特性が異なるので中身をみてから購入がベターです。
いずれも130ページ程度あり、
黄の7日間というのはウソではないにせよ相当ハードです。
専念すれば2週間程度で完成できますが、
いずれも4月いっぱいかけて良いと思います。
青は9年前から人気があり、
シャローム学園でも長らく愛用しています。
迷ったらこれです。
黄はこの1月に出たばかりですが、
目標時間が10分、15分、20分と個々に
提示されているので取り組みやすいです。
例えば自分で時間割を組んで1日に5教科各1つで進めて1カ月完成を目指しても良いと思います。使い方は自分でアレンジしましょう。
赤はデザインが超女の子向けですが、
3つのうちでもっとも細かいのである程度理解はできているけど
「もっとちゃんとやり直したい」という児童・生徒におススメです。
推測に過ぎませんが、
赤は青と同じ出版社なので
学研さんが青が売れたので赤も出そうとなった経緯がまざまざと伺えます。
戻りますが、
☆学校教育においては小学校の内容がベースである
というあたりまえを強く認識することです。
『明日の学び舎』で12教科をならべた理由にはそういう思いもありました。
近々総合学習のCMをつくります。
やるなら、
やれよ。
(つづく)