基本は独学⑨(思考ラインをぐっと)
※文中に中学生の残りの座席数も記載しています。
ご参照ください。
お世話になります。
前回の小学校の総復習と併せて
できれば叶うものなら
全員に4~5月中にクリアして欲しいものです。
超基礎特訓の時間で行ってきたものですが、
もし仮に各学年のメンバーが満場一致で
やろう!
となったら全体学習日に組み込ませて頂くかもしれません。
A:超基礎を養う流れ
B:学校に沿った学習の流れ
は別物であり、
どこまでAができているかはBだけでは見えにくく
Aができている生徒も何度も何度もAに取り組む価値は十分にあるので
そのバランスをまとめて研ぎ澄ませたものがスペシャルパックとなりました。
https://sharom.eshizuoka.jp/e2052779.html
まだ希望者は現れていません。
(長期的な視野の持てる親子ならきっとハマると思います。10年後、20年後の生きざますら見据えたものです)
が、全員が挑戦したい(確実に結果を出して生きたい)と願う未来が訪れるのなら
そもそもの学年コースを全てスペシャルパック化していくかもしれません。
そうなったら受講料は再調整です。
その点を想定して定員上限を明確にしているので、
全員に月1時間の個別の時間を設けることは十分できます。
参考までに
新中1:残り4名 ※継続以外の入塾希望はまだありません
新中2:残り3名 ※2名を入塾希望がありました
新中3:残り3名 ※継続以外の入塾希望はまだありません
といったかたちです。
2020年度に関しては定員を超えた際の対応は一切行いません。
テスト、検定は除きます。
長年かけてようやく出そろった学習法を
(というよりは「やれば結果を出せる」という流れを)
新しい教室でしっかりと現塾生に注いでいくことなしに
その先はないと考えているからです。
いまここから関わる塾生全員に
「確かにやったら結果につながった」
逆に
「確かにやらなかったから結果につながらなかった」
ということを
実感して欲しいからです。
人間教育の引き出しはのちに提示します。
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またも長い前置きの後に本題です。
『国語読解「完全攻略」22の鉄則』(大和出版)
こちらは本当に名著だと思っています。
箇条書きで魅力を並べると、
①ポケットサイズでいつでも見られる
②読解におけるポイントがシンプルかつ明快である
③例題が分かりやすい
④選択問題も記述問題も対応できる
⑤日常の会話や文章の構成までわかりやすくなる
⑥結果的に書く力も養える(可能性がある)※訓練は必要です
⑦総じて思考ラインが論理的になる(筋道を立てて考えやすくなる)
⑧他の教科や部活動等の活動においても考え方が生かせる
ざっとこのくらいです。
超基礎特訓は60分×全8回で取り組んだので、
各回3つ程度をじっくり学んでいきました。
このコンパクトなテキストを
一緒に音読しながら読み書きするだけですが、
「おもしろい!」
というのが初回の60分を終えて浮上した感情でした。
同時に
「本当は学校でまずこれをやってほしいよね」
といった話をしました。
※板書画像や音声は残っています。よろしければ差し上げます
読解力の養成が第1目的の教材ですが、
思考ラインの礎をつくる教材です。
残念ながら大半の生徒が読むことが苦手です。
すでにバリアーが張られている生徒にとっては
この小さな教材でさえ読みたくないと思います。
だからこそ
私が伴走者の役割を買って出ることにしました。
受講生(と保護者)にとっては教材のエネルギーと二見のバイタリティを併せてご購入頂いているという構図です。
こういうことを身内と取り組むのはなかなか大変です。
今日も書き過ぎました。
ですが、
ほんとは
読解力というよりは
筋道を立てて考える力(読み書きする力)は大人にも必要です。
この鉄則本は私自身の論文執筆にも生きていますし、
夏休み等の読書感想文や
入試時の面接試験
数学の証明問題、理科社会の記述問題にも確実に生きます。
人とのやり取りすべてに生きます。
何かを用いるというのは
外からつくるようですが、
独学というのは実際は中からつくる学習です。
依存も強制も「自立のため」を据えればよいのです。
やるなら、
やれよ。
(つづく)