基本は独学⑮(☆閉幕の辞★)



※ほんとにやる方はプリントアウトして自分がやるものにチェックや書き込みを入れてみて下さい。

「基本は独学シリーズ」はこれでおしまいです。


広く構えて
小6後期~高1前期を含みますが、

中学生は

・学校教材
・補助教材
・やろうと思うこと
・行動に移すこと

があれば
自分で自分を伸ばせる
という説明に努めてきました。


ふと

年間にして学習塾・予備校・家庭教師・通信教育等の教育産業に


どうでしょう

ざっと

30~100万円程度の大金を支払う家庭も少なくありません。
都心の方はもっとです。

お金に余裕があれば大したことはないのかもしれませんが、

それが良いことなのかどうかはわかりません。

考える心のゆとりと
考え方の引き出しがないまま
なにかに流されるまま
そうしてしまうケースが大半なのではないかと思えます。

双方の狙いが達成されているのならよいことです。


・・・

ですが、

私は立ち止まって考えて頂きたいのです。



生きていくための力など

自分で培うほかはないのですから。


いうまでもなく

現代における入試は手段と化しています。

学歴社会はなくなりません。
(学歴を覆すことはできます)
(退職後に学歴を創ることもできます)

それらの風潮とて

まる飲みした上で

自分で自分を鍛える術を磨くしかないのです。


自分の癖を知り

人間のサガ・摂理を知り

微調整を学び

反省を繰り返し

自分の燃やし方を知る中で

自分流を編み出し生み出していくほかはないのです。


そのサポートを勉強においても運動においても受けてきました。
これからも同様です。


だからこそ

やるなら、
やれよ。


の態度を大人が率先して示していくべきだと考えます。


・・・・・


第15弾(最終回)は

基本は独学シリーズ(補助教材)まとめと取組み例です。
教材を右に添えてあります。

ただ、
ブログは学習手順とは異なるので、
学習手順は下に事例を挙げます。

・・・

中学生であれば
どの学年・レベルの生徒にも踏んで頂きたいものです。

小学6年生の後期からや
高校1年生で中学の内容が不十分の生徒にも有効です。
(ざっと120/250点に届いていない生徒でしょうか)

この一連の学習経験と知識が

・高校入学後の学習
・大学や専門学校入学後
・仕事や家庭をもってからの

「礎」になってくれます。

意味や価値を認識しながらの取組みはやりがいのあるものです。





【基本は独学一覧】

第1弾 速単の魅力:速読英単語中学編 旧版¥935
https://sharom.eshizuoka.jp/e2042937.html

第2弾 力は出すもの:必修英単語 ¥484×3学年
https://sharom.eshizuoka.jp/e2045928.html

第3弾 形状に拘る:英語基本文115(教科書でOK) ¥0
https://sharom.eshizuoka.jp/e2046521.html

第4弾 悪癖の自認:学校教材 ¥0
https://sharom.eshizuoka.jp/e2047461.html

第5弾 逆転現象よ:理社の記述(学校教材でOK) ¥0
https://sharom.eshizuoka.jp/e2050250.html

第6弾 骨力の所在:(サイト関連)
https://sharom.eshizuoka.jp/e2050290.html

第7弾 識別に集え:(出向いて励む)
https://sharom.eshizuoka.jp/e2050458.html

第8弾 小学は小学:小学校のまとめ 青¥1,100 黄¥1,430 赤¥1,540
https://sharom.eshizuoka.jp/e2052858.html

第9弾 思考ラインをぐっと:国語読解の鉄則 ¥1,100
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053086.html

第10弾 ヒントは伴走者:ヒントつき計算 ¥880×3学年
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053199.html

第11弾 言葉は身体;1800の言葉 ¥1,430
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053372.html

第12弾 続・言葉を蓄える:理科社会用語 ¥1,115×2教科
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053544.html

第13弾 フォームチェック: ヒントつき文法¥880 ヒントつき読解¥880
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053694.html

第14弾 速単再考 新版¥1,430 ノート¥1,210
https://sharom.eshizuoka.jp/e2053857.html

教材だけを並べると
①速読英単語中学編 旧版¥935 新版¥1,430
②必修英単語 ¥484×3学年=¥1,452
③小学校のまとめ 青¥1,100 黄¥1,430 赤¥1,540
④国語読解の鉄則 ¥1,100
⑤ヒントつき計算 ¥880×3学年
⑥1800の言葉 ¥1,430
⑦理科社会用語 ¥1,115×2教科
⑧ヒントつき国語文法¥880 ヒントつき国語読解¥880

合計してみれば
硬派なAタイプ:速単を旧版、小学を青の場合 ¥12,647
着実なBタイプ:速単を旧版 小学を黄の場合 ¥12,967
おマセなCタイプ:速単を新版 小学を赤の場合 ¥13,584
よくばりDタイプ:速単を新版 小学を黄・単語ノート ¥14,682

といった計算です。
見直していないので間違っているかもしれません。

とはいえ

小学校のまとめから
中学3年間のベースをこれでカバーできることを考えると
どこかに通うよりも圧倒的に安価です。

学年数の3で割っても年間¥5,000以内で収まります。
辞書代わりの教材、鉄則や技術も用いて学校教材に励めばかなりいけます。
ポイントは間違い直し・テストの反省方法ですが、
不足があったときに他の手立てを補えばよいだけです。



取組み手順(例)は次の通りです。
補足説明を添えているので、
なぜここでこれなのかを考えながら
イメージを描いてみて下さい。


【第1期(4~5月):超基礎養成期】

1、まずは小学校の内容を抑える③
→中学も高校も小学校ありきです

2、読解鉄則を1週間に2つずつ進める④
→目と頭を養います。このペースで6月に一通り終わります。

3、言葉を1週間に40語ずつ読む⑥
→このペースで3月に一通り終わります。なんらかの短文・作文で試すと良いです。



【第2期(6~7月):計算編】

1、読解鉄則を1週間に2つずつ進める④(第1期からの継続)
→6月末に完了、学校の問題等で試すべし。

2、言葉を1週間に40語ずつ読む⑥(第1期からの継続)
→40語に拘る必要はありません。読みながら使いながらがポイントです。

3、ヒントつき計算⑤
→ここまでの計算力を確立させます。「小学校」を踏まえており、なおかつ「読解鉄則」で論理的思考力に触れた上で「ヒントつき」なのでノーミス(満点)を狙えます。このプロセスと経験が超大事。中2、中3の生徒も中1の教材から取組み実力の確立を狙います。ノーミス達成は超スカッとしますよ。久保田先生の言葉の通り計算力の習得がものごとの理解力・忍耐力にもつながります。



【第3期(8~9月):貯蓄期】

1、理社記述を書きだす
→小学校OK、論理性OK、計算OKになったら記述問題の書き出しは苦ではないはずです。専用のノートを用意しましょう。暑さの中で取り組むのは大変ですが裏を返せば「しぶとくなるチャンス」でもあります。中1は1学期分のみ、中2は中1分と中2の1学期分、中3は中1・中2分と中3の1学期分をやり終えます。つけがたまっている生徒ほど大変ですが、やり終えておけばあと(特に入試直前)が楽です。
以後はでたらすぐ蓄えていくようにします。

2、ここまでの英語基本文を書きだす(英文法復習)
→英語基本文を名刺カードに書きだしていきます。みてわかるレベルを目指すので英文のみを書き、裏に日本語は書きません。中1は1学期分のみ、中2は中1分と中2の1学期分、中3は中1・中2分と中3の1学期分をやり終えます。つけがたまっている生徒ほど大変ですがやり終えておけばこのあと(特に入試直前)が楽です。

3、ヒントつき計算⑤
→この2カ月で自身の学年の履修分までは完結させます。併せてできばえとその中身を見直し、自分のミスの癖を名刺カードに書きだします。テストや入試本番で悪癖を出さないために直前に見直すものをつくります。



【第4期(10~11月):詰め込み開始】

1、理科社会の用語⑦
→年末に向けて知識を詰め込みます。中3生は学力調査でほぼ受検校が決まるので11月末までに履修分の完成を目指します。

2、11月中旬期末テストで勝負&しっかり反省
→全身全霊で臨み学年末テスト、入試の糧にします



【第5期(12~1月):仕上げ】

1、ヒントつき国語文法・国語読解
→これまでの蓄えがあれば十分に臨むことができます。なしでもよいですが国語の実力が確立するとすべての教科の学習がスムーズになるだけでなく、中学卒業後にも有効です。

2、(届けば!!)『数学の解法パターンまる覚え90』(中継出版) ¥1,100 or 『数学瞬解60』(SBクリエイティブ)¥1,732
→シリーズの中では出てきませんでしたが、これもシンプルでポケットサイズなのが良いです。こちらは計算力が大筋OKの生徒は十分取り組めます。テスト後半の説明や証明を含む応用問題で功を奏すでしょう。事前に培ってきた論理的思考力・語彙力・計算力を総合的に発揮できる学習です。どちらも静岡の先生が書いた本です。

3、辞書代わりの教材・ストックものを適宜総活用
→小学校レベル5教科ともOK、読の鉄則ならびに論理的思考力OK、語彙OK、計算OK、理社記述・用語OK、英語基本文(英文法)OK、国語文法OK、読解OKとなったら、あとはまとめの問題や過去問等の実践を繰り返すのみです。間違い直しの際にこれまで蓄えてきたものを随時・適宜取り出して不足を補っていきます。間違い直しダケのためのノートをもつことも有効です。



・・・
まとめ
ここまでの10カ月の中で浮上した
不足ややり残しを抑えながら
2月3月の学年末テスト・入試に臨みます。
中1も中2も中3もここまでの一連の経験が
翌年またその翌年と、先々に必ず生きてきます。


教材学習はオンライン学習よりも圧倒的に主体性レベルが上です。
読書とテレビとの違いと同様です。

・・・・・




節目ごとの
結果は実力通りに表れますが、
合格が良いわけではありません。
不合格が悪いわけではありません。

良い悪いの判断ではなく、

「やったらできた」の経験が一生の糧になる

というだけのことです。

「やらなければできない」のです。
「動かなければ死んでしまう」のです。

心や病むか体が病むか

自ら動かないことから
病名のつかない病気になって

生きたといえない
活かしたといえない
生活したといえない生涯を

歩むというよりも
まるで這うだけの生きざまに終わってしまうのです。







やるなら、


やれよ。


(おしまい)



2020年03月29日 Posted by走る先生 at 06:29 │Comments(0)

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