シナジーブースト考(雑記)

ここ最近ちょっと怖くなります。

ウイルスに対してではありません。

附随するあれこれや
未来将来に対してではありません。


実力があるわけではないのに
周囲がより鮮明に見えだし、
言葉やアイディアがとまらないのです。

ここまで考えられる動けるなら初めからそうしろよって気分でもあります。

そういうときですね。


つぶやき投稿に通りがかる

みなさんもそうなのかもしれません。

共鳴が僅かでもない限り開きたいとは思いませんから。



つい吐き出してしまうという行為も
実際は弱さの1つではありますが、

なにかの「シナジー」につながる気がしてなりません。


・・・


おかしなタイトルをつけてしまいました。

「シナジー」というのは

静岡生まれ東大院教授(経済)の

伊藤元重先生に教わった用語です。

「シナジー」は訳せば
「相乗効果」に当たりますが、
ちょっと違うような気もしています。


教わったといっても書物の中で、です。
実際にお逢いしたわけではありません。


読書は情報を入れるためというよりも

・著者の言葉や表現を素直に受け入れ
・自分の持つ言葉や表現(および思考・背景)とを

ばちばち対比・対立させながら

新たな表現や言葉を醸成させるためのもの

だと思っています。

醸成のジョーって良い響きですね。


シナジーブーストとという響きも

なんとなく白っぽい微炭酸飲料のようで

ダークなどんよりムードが漂う

今日この頃に

ちょっとスッキリを差し込める気がしたので

そうしただけです。
こじつけです。



ブーストは

私の大好きなシューズ

ウルトラブーストという商品名からきたものですが、

良い意味では

・高める
・押し上げる
・応援する
・景気づけ

などがあります。

(アメリカの俗語では万引きなどがあります…)

・・・


とりあえず

いましばらくは

足し算をあきらめ

引き算の中での掛け算・割り算に工夫を凝らす時期かと捉えたので、

(まるで先生のようだ)



シナジーブーストとは

(身辺の取捨を進めながらも)


その中で

・大きな乖離のある
・異質のもの同士を
・巡り合わせることで

・気づき
・学び
・出逢い

等々の

いままでに気づかなかった

相乗効果を見つけ出していこう!

といったエールと捉えて頂ければよいと思います。
あくまで造語です。


長らく、

学術研究を進める中で

専門書だけでは疲弊するので、

どうしても一般書にも触れておく必要がありました。



人生で大切なことは○○から学んだ
人生で大切なことは○○が教えてくれた

といった

私が嫌いなジャンルの本にごりごりと当たっていた時期に

伊藤元重先生の

『東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと』(東洋経済報社 2014)

にも触れ、

「差別化の一つの重要な特徴は、異質のものを組み合わせることにある。経済学と経営学でシナジーと呼ばれる現象だ。」p104

という一節に出逢いました。
恐ろしく「やられた感」の電撃が走りました。



「シナジー」という用語を知らなかったのが恥ずかしかったというのもありますが、

自分がこれまで邁進してきたこともこれからしていくことも

「シナジー」に近接するアクションや発案なのではないかと思えたのです。



相乗ですよ。
そうじょう。
走生(そうじょう)は一種の考え方です。



伊藤先生の専門に関しては全くよくわからないのですが、

シナジーという用語を頂いただけでも大きな収穫でした。

・・・

さて

引き算の中での掛け算・割り算

に移ります。




通常通りの
・学校が止まる
・仕事が止まる
・行事が止まる


誰しも

省みざるを得ないのは家庭・身辺です。


(休止中止を嘆くのはもうやめましょう)



不要不急の外出を控えた結果

家庭の中は
急用緊急です。


・やらなくてよかったことに気づく
・いなくてもいいひとがいる


どうしましょう。

なかなか大変です。


そこにチャンスを見出せるか
「シナジー」を生み出せるかがポイントです。


いいなりの人生よりも

我が道人生を送ってきた人たちの強みを発揮する時期です。


決して批判批評の意味ではなく

事実として

国に従うもしくは指示を待っていれば
あっけなく死んでしまうことがはっきりしてきました。

とりあえず
肉体が生きていても
精神が死んでしまいます。

よくいう生きた屍です。


・基本は独学
・基本は独居
・近い人仲間を大切に
です。


とはいえ

生命力を備えてきた人たちは

脳みそがちゃーーーんと回り出しますから、

まずは

常々

捨てるをちゃんと受け入れることからです。


すっきりしてくると

あ、

こうしよう

んー、

これがいい

アイディアが出てきます。



ものまみれ
情報まみれでは
心の底まで埋もれます。

酸欠状態になります。

息を吐ききるといった
良くある表現でもいいですが、

水び出しの状態から
からっからに乾燥してみると

吸い込むべきもの
吸い上げるべきものがクリアになります。

・・・


複数での運動ができないのなら、

掃除を思いっきりやりましょう。
リスクがないのなら、
大きな書店も歩きまわれます。
百貨店でエレベーターを使わずにまんべんなく見渡すのも楽しそうです。

(あればありがたいのだけどいらないよね、といったものだらけに気づくでしょう)


買出しに行けないのなら、

あり合わせからおいしい料理を創作しましょう。



友達と会えないのなら、
(そんなにやばくはなさそうですが)

年賀状ならぬ 年度賀状ごっこでもいいんです。


ごくごく平凡な

もともとある知識を
(これぞ小学校レベル)

引き算の上で

つなぎ合わせていくと

何かに気づくことはよくあります。


・・・

人類の歴史は○○との戦い
人類の歴史は○○から始まった



○○にはいろいろ当てはまりますが、

前者の○○には感染症も入るそうです。



せっかく最低限の読み書き計算を学んだのなら

ここぞとばかりに

言葉遊びや数字遊びに励んでも良いと思っています。

ストーリー仕立てに。

・・・



いや、

いったんは

数字という文化がかき消されたら

どういう価値観で生きますか?

という問いに対して


私は!



どれだけ反論されても笑われても

断言できる回答を用意してみてはいかがでしょうか。

頭も体力も使いますよ。
うそではない生きざまを生み出していくには。


人間など

なにに時間とお金をかけてきたかで決まる

と教わったこともあります。

となると

若年期こそ時間とお金は脳みそに注ぐべき

となるのですが、




お金など たかが道具です。されど大切なものです。
時間など たかが目安です。されど大切なものです。

点数や記録も同様です。




一旦捨ててからの

掛け算・割り算に

いままでの生きざまからくるアイディアを
これからの生きざまに注ぎ込んでみて下さい。


自分がいかに大したことなかったかを

自覚・自認できたら

そこから勝負の始まりです。



シナジーブースト

起していきましょう。



まずは

そうじ よ♡

そーじょー!


(たぶん、つづく)



2020年04月10日 Posted by走る先生 at 15:47 │Comments(0)

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