あり方を整える(所感)


おはようございます。

ようやくすべての講座が始まり

走生塾の「あり方」が見えつつあります。






少しずつですが、


走生塾は

「独学の引き出し」を蓄えていく場になりつつあります。




走生塾【學】であれ  ※シャローム学園
走生塾【遊】であれ  ※走生Jr
走生塾【走】であれ  ※走生塾
走生塾【生】であれ  ※おとなの寺子屋

です。



「独学の引き出し」とは

「特定の教科の学び方」 というよりも
「いまの自分の生かし方」 です。


自分のこれまでの生き方を踏まえた
自分のこれからの走り方です。





「独学の引き出し」には

例えば、

知識、態度、考え方、楽しみ方、整え方、乗り越え方

があります。




教室に来た子どもたちに
(ときにおとなのみなさんに)



提供する言葉は毎日異なります。



たいていは
1つ目をクリアした場合にだけ
2つ目を提供します。


1つ目が不十分だった場合、
同じことを別の言葉で提供することもあります。


具体的な言葉ではなく、
「あれを」とだけいうかもしれません。

「いまはこっち」、と
一旦は1つ目の課題を寝かせておいて、
一旦は他の課題にチャレンジさせるかもしれません。

それを積み上げて、積み上げて、
ときにあきらめて、こだわることをやめて、


自分の生き方を研ぎ澄ませていく


訓練のすべてを

そのときどきで

一緒に考え、

絞りだして、

了解を得ながら

挑戦していきます。

拒むこともOKです。

そちらに筋が通っている可能性もあるからです。



種類も量も

日によって
人によって異なる

挑戦の連続
闘いの連続です。

とはいえ

ほとんどがいたって悠々と穏やかです。


落ち着いて丁寧に取り組み

着実にものにしていった方が
(空ぶりを防いだ方が)速いからです。




その挑戦は

そのときにしか起こり得ません。



今日の自分は昨日の自分ではないからです。
明日以降も同様です。

今年の自分は昨年の自分ではないからです。
翌年以降も同様です。




例えば、

1つの漢字を覚えよう。
マイナスの扱いを身につけよう。

言葉を変えてみよう。
呼吸を吐いてみよう。

AよりもB
AではなくB
AといっしょにB

ここだけがんばればいける。
ここは捨てていい。

明日は寝る日。
今日は粘る日。

今週はゆったり。
来週は追い込み。




太郎くんは計算を5分
花子さんは作文を10分
ボブくんは宿題を15分



治朗くんはここから(歩く)
さくらさんはスキップで(走る)
ジェニファーさんは後ろ向きで(追いかける)



山田さんはスタートダッシュ
鈴木さんは一定のスローペース
渡邊さんは後半型のラストスパート


など

多岐にわたります。



そのときできることも
そのときやるべきことも

みんな違います。
いつも違います。

これに まずは気づかなければいけません。

これに より深く 丁寧に 気づけたのは




緊急事態宣言と
休校期間のおかげだと思います。






計画には縛られません。
常識にも縛られません。
他人にも縛られません。

縛ることすら
自分で決めればよいのです。






ただし、

そのときできることと
そのときやるべきことは

自分では見えにくかったりします。




見えているつもりでも
他の人に見抜かれてハッとすることがあります。


走生塾ではその役を買っています。




教室で何が起こるかはわかりません。
が、
ターゲットは据えています。





教育の根本は力を引き出すことです。
学習の根本も力を引き出していくことです。
人生の根本も可能性を引き出していくことです。




だからこそ

「独学の引き出し」を蓄えていく必要があるのです。


走生塾はそういう場所になりつつあります。


もっともっと

理屈を整えながらも 覆して生きたいと思います。

すべてを良い方に  回して生きたいと思います。





(まだまだつづく)



2020年06月06日 Posted by走る先生 at 09:55 │Comments(0)

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