点数への目を(重要)



模擬試験1週間前です。



4月から継続中の小テスト(小1→中3)の結果からもわかる通り、



・高学年ほど低得点



は中3まで続きます。


中学生の定期テストや実力テスト・模擬試験に関していえば



「同程度のがんばり具合」でも


中1→中2
中2→中3

いずれにおいても

1教科当たり10点ダウンはざらです。
(例えば40点→30点)

となると5教科合計

250点満点では50点ダウン

というのは大いにあり得ます。
(例えば200点→150点)

「同程度のがんばり具合」でです。


その際に、

前学年以前をテストを行うと


当該学年(そのテストを実施したとき)に比べ


A:高得点 B:変化なし C:低得点


いずれかの結果が出てきますが、


A:高得点の児童・生徒は

積み上げが順調な児童・生徒と捉えてOKです。

(だからこそ!小学校の算数ダケは早期にクリアしてほしい)



B:変化なしの児童・生徒は

積み上げにはなっていない

引き出し式の学習が続いている可能性があります。

(悪くはないですが「高学年ほど低得点」は自ずと待ち構えています)



C:以前に比べ低得点の児童・生徒は

過去の結果がテスト直前に追い込んでの無理やりの結果

(まるまるのみこんでまるまるでていった)

という可能性が大きいです。





・・・

中学生の定期テストや実力テスト・模擬試験に話を戻せば





・そこそこがんばればキープ

・かなりがんばれば得点アップ



となります。
後者の中身をひもとけば


・取り組みに反省があった
・学習量が上がった
・集中する時間が増えた(濃度要因)

など  あれこれです。



これらの点を理解せずに

「落ちた落ちた」と連呼するのは極めてばかげた話です。



・高学年ほど低得点


は紛れもない事実で


”ふつうに”がんばっていれば

”ふつうに”点数は落ちていきます。


難易度の緩和により

いきなりぽっと上がるケースもありますが、

一時的なものです。



のばしたいこと・もと



・部分は指摘 で足りるものの


・本質は根気 が不可欠です。





中身の分析まで届かないまま


つぎはぎのような

一喜一憂と親子喧嘩が絶えない

残念なケースも


出所を見れば


「点数への目」がないからです。

(点数のグラフ化などダメ絶対です)



一夜漬けはもとより

直前追い込み型に慣れてしまうことは

あまりに危険です。




大切な勝負ほど


勝負本番よりも遠い時期に何ができるか


を問う必要があります。




まだ8月初旬です。


バシバシ学習に来てください。



2022年08月05日 Posted by走る先生 at 06:08 │Comments(0)

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