年末模擬試験振返り(年末のご挨拶)

模擬試験の採点が終わりました。

教室平均(暫定)は

中1 160.15点
中2 162.5点
中3 126点

でした。

8月は全体平均、教室平均の順に

中1生 162.5点 169点 点差+6.5点
中2生 130.4点 136.9点 点差+6.5点
中3生 132.4点 150.2点 点差+17.8点

でした。

告知の通り、
受験生全体(5000~8000名)の平均点と
教室1学年(10名前後)の平均点の「差」を

8月と比較して
最も高かった学年の生徒全員に豪華粗品をプレゼントします。
平均点でも点差でもなく「点差の伸び」での勝負です。
こちらは1月中旬ころ発表です。

~~~~~~~~

以下、雑感レベルの総括です。

採点を通じて生徒たちの心理や取組と対話することになります。

点数以外にも
書き方や、解答に対しての応じ方などを通じてみえてくるものは多々あります。

・・・・・・・・・

【中1】

1年生は前回に比べて範囲も広がり確実に難しくなるため
大きな落ち込みを想定していましたが、
思いのほかこらえてくれました。
特に1学期にやらなすぎて痛い目をみた生徒ががんばってくれたように思えました。
とはいえまだまだ全員に凡ミスがあるのが惜しいです。
また弱点克服に努めなったことが伺えてしまう生徒がちらほらです。

全体平均がでればはっきりとわかりますが、

学年が上がるにつれて
基本的に点数は落ちていきます。

それとともに

親も子も

「また下がった」
「また下がった」を繰り返します。

いずれも不安になったり、イライラしたりします。

得点をあげていくためには

☆意識変容
☆行動変容


が不可欠です。

また

☆内容の反省
☆取組みの反省


いずれも必要です。

特に後者の取組の部分をしっかりと変えてくれた生徒は結果に出ていました。
自習であったり、質問であったり、

明らかに行動および結果に表れた生徒もいました。

要するに

☆反省ができる生徒が伸びる

これが1年生の結果から再確認できた超重要ポイントでした。

・・・・・・・・

【中2】

2年生の好結果には正直びっくりでした。

全体平均も高い可能性がありますが、

☆とるところでとる!

これをしっかりとやってくれた生徒が多く思えました。
これは今後も一生通じて大切なポイントです。

また

「だめかなー」と心配していた生徒の頑張りもみられ

「お!」と赤ペンが走りました。

逆に期待していた生徒

特に直前の全体チェックの時間で活躍していた生徒の

「こんなところでおとすなよ…」

といったものもあったのが残念でした。
次につなげたいと思います。

・・・・・・・・・

【中3】

3年生はこれまでで最も難しいテストだったと思います。

特に数学の平均点は全体、教室ともに低いでしょう。

実は今回のポイントはそこでした。

☆得点問題を見抜けるかどうか
☆捨て問を見抜けるかどうか


です。

入試は満点が求められるものではありません。

対受験校のレベルが求められるものです。

そこで

「この問題は他の受験生もできない」

「だから得点問題を確実に抑えよう」


これを即座に判断できた生徒は落ち込みも小さかったです。

私立入試の問題にも多々あるので

特に私立単願の生徒には今回の経験が大きなプラスになったでしょう。

一方で国語が非常に解きやすい問題でした。

ここでもそれを見抜いて得点してくれた生徒は

±ゼロ程度になったかと思います。

3年生は1月が最後の模擬試験です。

実は次回もかなり難しい問題です。

覚悟して臨んで頂きたいと思います。

~~~~~~~~~~~

全体を通じて

問題に対しての解答になっていないものが割とありました。

これを捉え直すと

日常的に

他者とのコミュニケーションがうまくできていないのではないか

とよぎってしまいます。

総じてですが、

学習の目的の1つに

☆先々の人間関係をつくるため

があります。

言い換えれば学習は

☆大切な人が困った時に手を差し伸べる準備

でもあるのです。

誰しも成長とともに

「聞く&話す」の経験を積み上げていきますが、

その能力を高めていくために

小中高生は

「読む&書く」の訓練を同時進行で行っているわけです。

必ずしも知識を得るためではありません。

その合間合間に

感じることと考えることが挟めれたり、

感じることと考えることで挟んだりしています。

となると

経験に時間とお金と労力を注いだ生徒

脳に時間とお金と労力を注いだ生徒が自ずと多面的な力をつけていきます。


学習を怠ることがそのまま

「大人になってから困る」につながるというのは

何も職が得られないというものに限らず、

仲間が得られないということにも十分につながりうるということです。

・お話にならない人材
・あの人には何を言ってもムダ
・また同じ失敗

では

職も道も仲間も失います。

他の強みがあればまた別です。


また欄外に書く生徒がいたのも残念でした。
これは受験マナー上のものです。


個々の課題をしっかりを抑え

2016年につなげたいと思います。


年末年始は

家族の時間を大切にお過ごしいただけたらと思います。




今年も大変お世話になりました。

来年もよろしくお願い致します。

塾長 二見隆亮

年末模擬試験振返り(年末のご挨拶)



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2015年12月31日 Posted by走る先生 at 13:18 │Comments(0)お知らせ

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